FullKenのブログ

メドレー作者

【あとがき】メドレー無茶振り合作

リサイズ前の高さはDSの画面と同じ192px。
アスペクト比が異なるので横幅は256pxではなく340px。

目次

 

メドレー無茶振り合作とは

 概要:メドレー無茶振り合作 レギュレーション

 

投稿作品

 

提出した無茶振り

小節の切替と同時に
楽曲の登場や退場を
禁止で作成を要求す

 一般的な楽曲において、小節の切り替え位置は展開を変えるタイミングの中で最も基本的な位置なので、メドレーにおける楽曲の切り替え位置としてもよく用いられます。そのためか、小節の切り替え位置以外での楽曲の切り替えがあると、自分的には少しエモく感じます。と言うことで、気持ちエモめのメドレー作品が出来ることを期待して、無茶振りとしてこのお題を提出しました。

 この無茶振りを担当したのが記事口授さんでしたね(パない 20:15~)。期待通りいい感じのメドレーに仕上がっただけでなく、映像もエモく仕上げて来たので驚きました。難易度についても、記事口授さん曰く「きついけどできなくはないレベルのお題が来たので作ってて楽しかった」と、喜んでもらったようなのでとても良かったです。

 

受けた無茶振り

選曲・構成

使用する曲すべていい感じにメロディー改変をする(元の曲がわからなくならない程度で)

 りゅんさんが提出したお題ですね。自分がこのお題を見た時の印象は、ただ作るだけなら簡単だけど良い作品に仕上げるとなると、かなり厳しいというものでした。

 まず自分の構成感からすると「メロディー改変」はたまに使うからエモくなるものであり、"ここぞ"と言う見せ場で使うものという感覚があります。しかし全ての曲でメロディー改変をする必要があるとなると、常に見せ場があるような作品に仕上げなければなりません。どう落とし込むかを色々考えましたが、品質を担保できない上に選曲ができない人間であるため、今回は無理だなと言う結論に至りました。

 そこで代案として「メロディ改変をせざるを得ない状況を作る」というのを思いつきました。つまりメロディ改変しないと変に聞こえるレベルの、厳しめの縛りを自分で考えるという事ですね。この案から縛りを逆算していくと「無茶な重ねを意図的に作る」→「原曲キー縛り」→「選曲の幅を程よく絞る」といった縛りが良さそうだなと言う考えに至りました。

 というわけで選曲の幅を調整する必要があるのですが、とりあえずいくつかのゲーム作品から探すことにしました。候補は色々あったのですが、結果的に「ポケモンDP」のしかもフィールドBGMだけ(戦闘BGMなし)で作れそうだと判明したのでこれに決定しました。

 実際に構成を作ってみると最後の楽曲だけメロディ改変が不要な構成になりました。そして残ったのが"最後"という事は"ここぞ"と言う見せ場が作れるという事なので、本来のお題の意図通り、最後はエモくなるように改変しました。

映像

 楽曲がポケモンDPの、しかもフィールドBGMにまで絞れたので、映像はタウンマップと連動させることにしました。せっかくなので解像度もDSの高さと同じ192p縛り。さらに無茶振りが達成できていることを表示する必要があるので、メロディ表示用のピアノロールも設置しました。正直このピアノロールについては、よくこの解像度で収まったなと思いました(高さ1ドット=半音)。

 

おわりに

 コメントで「自分で縛りを加えるなんて・・・」とか言われてますが、無茶振りのお題に応えるための明確な理由付けをした結果であって、別にお題を難しくしているわけではないので全然問題なかったりします。

 ただ皆さんは気づいてないと思いますが、自分がこの作品で本当にヤバいなと思うのは、概要の一般レギュレーションにある、この記載です。

キーは最初と最後がEmaj/C#min, Amaj/F#minのいずれか

最初と最後のキーは2種類だけという制限があるはずなのに、原曲キー縛りで綺麗に仕上げちゃってるんですよね・・・???